みんな、星のかけらから

今日は、「みんな、星のかけらから」をご紹介します。

内容: 女の子はきらきら光る星のようなスターになりたいと思っていました。でもいつも皆から「素晴らしい! あなたはスターね」と言われるのはお姉ちゃんばかり。
そんな女の子におじいちゃんは宇宙の話をしてくれます。なんにもない暗闇に最初の星が生まれて、たくさんの星が出来て、その中の一つに山が出来て、、、。みんな星のかけらから生まれたって事を。

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一口コメント: 誰もが小さい頃に経験した思いが蘇ってくるような女の子の感情。それを見守るおじいさんの心がとても温かです。そしておじいさんのお話は壮大な宇宙のビッグから始まり、上手に女の子の心に輝きをもたらせてくれます。「雨上がりの石ころだってキラキラ光っている。それは星のかけらだから。」ちょっとくすぐったいような言葉ですが、それもメルヘンチックな可愛い絵とよく合って、本当にそうかもしれないと勇気が湧いてくるような気がします。


文: ジーン・ウイリス
絵: ブライオニー・メイ・スミス
訳: 石井 睦美
出版社: フレーベル館 

 

みんな、星のかけらから [ ジーン・ウィリス ]

価格:1,628円
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